くすみの主な原因
2018.08.01

顔の血行不良がくすみを作る!透明感ある肌を取り戻そう

くすみは顔の血行不良のサインです。顔がくすんでいると、老けて見えたり、疲れている印象を与えたりします。さまざまな肌トラブルにも関係する顔の血行不良の原因と、その対策についてご紹介します。

マッサージ

「十分な睡眠をとったのに顔色が優れない」「顔がどんよりして、疲れて見える」「夕方の化粧直しで鏡を見ると、老けたような印象になっている」。このような悩みは、顔のくすみが原因かもしれません。顔のくすみは血行不良のサインとも言われます。その解消法について見ていきましょう。

血行不良で顔がくすむ理由

くすみとは、肌の透明感やツヤ、血色が減少した状態を指します。くすみの原因は複数ありますが、そのうちの一つが「血行不良」です。

血液は私たちの生命活動に大きく関係します。動脈を流れる血液は各細胞に栄養素を運び、静脈は心臓から血液を戻したり、細胞から出た老廃物を運んだりしています。血行不良とは、このような血液の流れの滞りを指します。

顔の血流が滞ると血色が悪くなり、肌の健康的な赤みが減少。青黒さや黄色みなど、不健康な印象が目立つようになります。

特にわかりやすいのが目の下のクマです。静脈血の血液の流れが滞ることで青紫色となり、目の周囲にクマが現れます。目の周りは皮膚が薄いので、血行不良の影響が出やすいのです。もちろん、このような血行不良は顔全体でも発生する可能性があり「老けた」「疲れた」「暗い」のような印象を与える要因になります。

また血行不良は、肌のターンオーバー(細胞の生まれ変わり)を遅らせる原因にもなります。古くなった細胞は肌表面の角層まで押し上げられ、最後は垢として剥がれ落ちます。このターンオーバーの働きがにぶくなると角層が厚くなったり、メラニン色素が沈着したりして、顔のくすみがさらに悪化する恐れも出てきます。

顔の血行が悪くなる原因

血行不良の原因は、複数あると考えられています。

生活習慣の乱れ

以下のような生活習慣は血管の収縮につながり、血行を滞らせる原因となります。

  • 睡眠不足
  • 栄養バランスが偏った食生活
  • 喫煙
  • 運動不足
  • 過剰なダイエットによる栄養不足

冷え

女性の悩みとして挙げられることの多い「冷え」。一度体が冷えると、体は体温をキープするために血管を収縮させます。これにより血流が悪化し、さらに体が冷える悪循環に陥ります。

女性は、男性に比べて筋肉量が少ない傾向があるため、もともと冷えやすい傾向にあります。筋肉には体を動かす役割のほかに、熱を生み出すという役割があるからです。また月経トラブルと冷えが同時に出ている場合には、女性ホルモンのバランスの乱れが関係している可能性があります。月経をコントロールする2つの女性ホルモンのうち、エストロゲンという女性ホルモンは、手足の細い血管を広げて血流をよくする働きがあります。しかしホルモンバランスが乱れると、こうした働きが低下して冷えにつながります。

精神的なストレス

ストレスを感じると、人体ではアドレナリンが分泌されます。アドレナリンは、活動を司る交換神経系を活発にし、血管を収縮させる作用があります。ストレスを感じ続けていると、血管収縮による血行不良が慢性的になる恐れが考えられます。

顔の血行を促進する効果的な方法

生活習慣の乱れや冷え、精神的なストレスが関係する血行不良の改善には時間がかかります。しかし、大切な日の前日やお出かけ前に「なんとかしたい!」というシチュエーションもあることでしょう。そんなときのための対策をご紹介します。

リンパマッサージのやり方

血行不良によるくすみには、血液とリンパの流れを促してくれるリンパマッサージがおすすめ。血中の酸素不足の解消によってくすみの改善が期待できます。強くこすらないように注意しながら行いましょう。手順は次の通りです。

  1. 耳介後(じかいこう:耳後部の骨部分にあるリンパ節)を時間をかけて指圧します。
  2. 両耳たぶを、横に引っ張ってキープ。
  3. 耳たぶをもむように、下から上へと移動させます。
  4. 指の腹を使い、耳の手前から頭頂部へ、側頭部から持ち上げるようなイメージで移動します。
  5. 額の生え際から頭頂部へ、頭皮を持ち上げるようなイメージで移動します。
  6. 最後に首筋から鎖骨をなでて、そして脇の付け根のリンパ節を指圧します。

ツボ押しのやり方

東洋医学では、エネルギーの流れを経絡(けいらく)としてとらえ、その経絡の重要なポイントを「経穴(けいけつ)=ツボ」と呼んでいます。

顔にもいくつかツボがありますが、その中でも血行促進が期待できるとされるツボを紹介します。

四白(しはく)
黒目の真下の骨のふちから、およそ1cmのところにあるツボです。左右のツボを約5秒、少々上向きに、5セットを目安に行いましょう。顔全体の血行促進と、くすみ、むくみへの効果が期待できます。
太陽(たいよう)
こめかみ付近にあるツボで、眉尻と目尻の間から、少し耳側に行ったところにあります。このツボを約5秒力を入れすぎないように押します。新陳代謝促進とむくみ解消が期待できます。
頬車(きょうしゃ)
フェイスラインの耳の下あたりにあり、口を開閉したときに、盛り上がったりくぼんだりするツボです。左右のツボを、気持ちよさを感じるくらいに押してください。血行促進のほか、シワやたるみの予防、引き締め効果が期待できます。

リンパマッサージやツボ押しは、やりすぎたり力を入れすぎたりしないようにご注意ください。強い刺激や摩擦は、色素沈着へとつながり、逆にくすみの原因となる恐れがあります。

蒸しタオルをあてる

顔を温めることも、血行促進には効果的です。手軽な方法として蒸しタオル(ホットタオル)をあてる方法があります。清潔なタオルを濡らして軽く絞り、電子レンジで数十秒ほど温めます。やけどを防ぐために加熱しすぎに注意しましょう。

顔に当てれば、じんわりと温まりゆったりとリラックスできるでしょう。首や肩に当てるとコリの軽減も期待できます。

血行不良以外のくすみの原因とは

肌がくすむ原因は血行不良だけではありません。以下、くすみにつながる他の原因も簡単に知っておきましょう。

乾燥

乾燥は、肌表面の角層の水分が失われた状態です。角層を形成する細胞はもともと黒みを帯びているため、水分が減少すると灰色がかって見えます。

メラニン

紫外線など、肌への刺激に対する反応として生成されるメラニン色素。茶色っぽいくすみの原因となります。血行不良でターンオーバーが乱れると、メラニンの排出が滞り、色素沈着につながることもあります。

角質肥厚

ターンオーバーが乱れたり遅くなったりすると、古い角質が肌に溜まり灰色っぽいくすみの原因になります。

糖化

肌に黄色いくすみが現れる現象です。肌のタンパク質と糖が結合することで生まれる「AGEs」という物質が原因です。

肌ステイン

肌ステインとは、肌のタンパク質と活性酸素が結びつき酸化したものを言います。肌ステインがこびりつくと肌が暗く見える原因となります。

まとめ

顔の血行不良は、肌の血色を減少させたり、ターンオーバーを遅らせたりすることでくすみの原因となります。その対処としてはフェイスマッサージやツボ押し、蒸しタオルを当てる方法があります。しかし一時しのぎで済ませようとせず、血行不良の原因となっている生活習慣や冷え、ストレスをきちんと見直すことが大切です。

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