スキンケア
2018.06.28

紫外線対策で防止できる肌トラブル|美白への正しいスキンケア方法とは

紫外線は、肌トラブルを引き起こす要因のひとつ。しかし、紫外線の影響についてきちんと理解し、正しい対策をとれば心配することはありません。さっそく今日からでも取り入れられる紫外線対策をご紹介します。

紫外線対策をしている女性

「最近、なんだか肌の透明感がなくなってきた」と思うことはありませんか。それは、紫外線による影響かもしれません。紫外線が肌に与える影響と、肌トラブルを防止する紫外線対策をご紹介します。

紫外線による肌トラブル

太陽の光を浴びることは、骨の成長に欠かせないカルシウムの代謝を促進したり、自律神経を整えたりするなど、人体にとっては重要な意味があります。しかし、紫外線が原因で次のような肌トラブルが起きることがあります。

光老化によるシワ・たるみ

長時間紫外線を浴びたことで起こる皮膚の老化を「光老化」と言います。この「光老化」を引き起こす紫外線には、主にUVAとUVBの波長があります。UVBは表皮までしか届かないのに対し、UVAはさらにその奥の真皮にまで到達し、肌のハリや弾力の元となるコラーゲンやエラスチンにダメージを与えます。肌の弾力が低下し、シワやたるみができやすくなる一因になります。

メラニンが原因のシミ・くすみ

紫外線の波長が短いUVBは、表皮の基底細胞にあるメラノサイトを刺激してメラニンを発生させます。メラニンは、本来ならば肌のターンオーバーによって自然に体外に排出されます。しかし、強い紫外線を浴びてメラニンが過剰生成されると、排出が追いつかずに肌の内部に蓄積し、シミやくすみとして現れます。

紫外線対策は一年中必要

紫外線は、日差しが強くなる夏だけ気をつければいいというものではありません。季節や天気によって降り注ぐ紫外線量は増減しますが、基本的に1年中降り注いでいるものなので、年間を通して紫外線対策をする必要があります。無防備に紫外線にさらされていると、シミやシワ、たるみをはじめとする光老化を促進することになります。

紫外線対策として効果的な方法

紫外線対策としてすぐに思いつくのは日焼け止めを塗ることですが、それ以外にもいろいろな方法があります。ご自身が取り入れやすいものから早速試してみましょう。

日焼け止め

日焼け止めは肌の上で紫外線をブロックし、シミやくすみの原因となるメラニンの活動が活発になるのを防ぎます。

日焼け止めには、必ずSPFとPAの表示があります。SPFとは、UVBが肌に及ぼす影響をどれだけ伸ばせるかを示しているもの。人の肌がUVBに影響を受けるまでにかかる時間は、肌のタイプによって差はありますが、日本人では平均して約20分と言われています。つまり、SPFが30なら20分×30=600分=10時間日焼けを食い止めることができるという表示です。

PAとはUVAを防ぐ効果を+の数で表していて、+の数が多いほど防御効果が高くなります。最近は高い数値の日焼け止めが増えていますが、日常使いならSPFは15〜25、PAは++程度で十分です。

メイクをする場合はスキンケア後に日焼け止めを塗り、その後、化粧下地、ファンデーションと塗り重ねていきます。また、日焼け止めは汗をかいたり汗を拭いたりすると落ちてしまうので、こまめに塗り直すようにしましょう。

美白化粧品を使ったスキンケア

美白有効成分を配合している美白化粧品は、肌内部でのメラニン生成を抑制します。シミ・そばかすの予防に有効であることが国から認められた成分を配合している化粧品には「医薬部外品」や「薬用化粧品」と表示されています。こうした化粧品を使い続けることで、メラニンが原因のシミやそばかす、くすみのない透明感のある肌を目指せます。

食べ物での対策

体の中から紫外線対策を行うなら、ビタミンは欠かせません。特にビタミンCはシミやそばかすの原因になるメラニンの生成を抑えるほか、肌のハリや弾力の元となるコラーゲンやエラスチンの生成を促進します。

また、抗酸化作用があり、肌の老化を防ぐビタミンEや皮膚の新陳代謝を高めるビタミンB2もおすすめです。そのほか、皮膚や粘膜を保護し、肌を強くする働きのβ-カロテン、皮膚を健やかに保つ亜鉛も積極的に摂るようにしましょう。食べ物の選び方も大切です。

ビタミンCが豊富な食材
トマト、ブロッコリー、いちご、キウイ
ビタミンEが豊富な食材
ナッツ類、うなぎ、たらこ、コーン油、アボカド
ビタミンB2が豊富な食材
レバー、うなぎ、卵、納豆
β-カロテンが豊富な食材
ニンジンやかぼちゃなどの緑黄色野菜、レバー
亜鉛が豊富な食材
牡蠣、赤身の肉、パルメザンチーズ、豆類、カシューナッツ

UVカットグッズ(サングラス、日傘、帽子、服)

日焼け止めだけに頼らず、物理的に紫外線をカットするアイテムを賢く活用することも効果的です。

サングラス
目からも日焼けするので、サングラスで紫外線を防ぐこともおすすめです。サングラスは、レンズにUVカット加工が施されている紫外線防御力にすぐれたものがいいでしょう。
日傘
外出時に欠かせない日傘も、UV加工されたものを選びましょう。日傘も帽子と同様、紫外線を通しにくい黒がおすすめです。ただ、日傘をさしていても、地面からの照り返しで下からも日焼けするので、日傘は日焼け止めなどの対策とセットで使うようにしましょう。
帽子
帽子はつばの広い、長さが10cm以上あるハットタイプがおすすめです。帽子も日傘同様、紫外線を通しにくい黒を選びましょう。素材にUVカット加工が施されたものだと、なおいいです。
最近では、洋服にUVカット加工されたものもたくさんあります。綿よりもポリエステルなどの化学繊維のもののほうがUVカット効果は高いですが、蒸れやすいという弱点があります。化学繊維に不快感を覚える人は、綿素材でも折り目が密のものを選ぶとよいでしょう。やはり色は黒がおすすめですが、黒以外の青や赤、黄色など色が付いているものもUVカット効果が期待できます。

うっかり日焼けをしてしまったら…

うっかり日焼けしてしまったときは、冷たいタオルやシャワーで肌のほてりを抑えましょう。日焼けは、いわば軽いやけど状態です。ほてりが冷めたら敏感肌用の化粧水など、肌に刺激を与えないもので保湿しましょう。化粧水がしみてヒリヒリする場合や、水疱ができたひどい日焼けの場合は自己判断せず、皮膚科を受診してください。

基本的に、UVケアも美白ケアも紫外線を浴びてからケアを始めるのではなく、紫外線を浴びる前の予防が大切です。また、肌のバリア機能が低下していると紫外線の影響を受けやすくなるので、しっかり保湿することも紫外線対策になります。

まとめ

紫外線対策は、日頃のケアの積み重ねが大切です。きちんと対策をすれば、結果は肌にあらわれます。光老化を促進させないためにも、今できることから取り入れてみましょう。

今すぐ読みたい

「スキンケア」の関連情報