スキンケア
2018.10.01

注目の抗酸化成分!食べ物と化粧品から取り入れる方法

肌の衰えにつながる「酸化」にアプローチする「抗酸化成分」。今回は、食べ物と化粧品、それぞれで注目したい抗酸化成分を一挙にご紹介します。酸化に対して、体の内外からアプローチする方法を解説します。

最近、若いころには気にならなかったシワやシミ、たるみ、くすみに悩んでいるという方も多いのではないでしょうか。肌の変化を感じてきたならば、「抗酸化成分」を含む食べ物や化粧品を取り入れてみましょう。今回は酸化を防ぎ「さびない肌」を目指すうえで、注目したい食べ物や化粧品をご紹介します。

抗酸化とは

抗酸化とは、その名の通り 「細胞の酸化」を食い止めることです。 例えば肌の細胞が酸化してサビつくような状態になると、シミができたり、ハリやうるおいが失われたりするなどして肌の老化が進んでしまいます。

肌の酸化を招く「活性酸素」が増える原因

肌の衰えにもつながる「酸化」ですが、その大きな原因となっているのが「活性酸素」です。私たちは生命を維持するために、呼吸によって常に酸素を取り入れています。そして、そのうちの数%が、活性酸素に変わるのです。

活性酸素は必ずしも悪いものではなく、細菌やウイルスを攻撃するなど、免疫機能の1つとしても活躍します。実際に、普通に生活していても活性酸素は作られますが、通常の範囲内であれば問題ありません。

ただし、体内で活性酸素が増えすぎると、正常な細胞を酸化させ、悪影響をもたらします。以下では、 活性酸素が増えてしまう原因をご紹介します。

紫外線

紫外線を浴びると活性酸素が発生しますが、これは体が自らを守るための反応です。特に紫外線を浴びた直後には、強い活性酸素が発生します。

喫煙

喫煙によって有害物質が体に取り込まれると、やはり体が自らを守るための反応として活性酸素が増えます。自分だけでなく、煙などに含まれる有害物質によって周囲の人にも悪影響を及ぼしてしまうので、注意が必要です。

ストレス

外的なもの、内的(精神的)なものを問わず、人の体はストレスを受けると、ストレスを和らげるために副腎から抗ストレスホルモンを分泌させます。その際、活性酸素も一緒に作られてしまいます。

抗ストレスホルモンの合成には、強い抗酸化作用を持つビタミンCが使われます。そのため、ストレス状態が長く続くと体内のビタミンCが不足し、さらに活性酸素の影響を受けやすくなるおそれもあります。

不規則な食生活

体に負担をかける不規則な食生活は、内的・外的ストレスを増やして、活性酸素を増やす原因となります。

このほかにも、大気中の化学物質による汚染や食品添加物、過度のアルコールの摂取なども活性酸素を増やす原因となるので注意が必要です。

抗酸化成分を含む食べ物をとる

肌の衰えにつながる酸化。これに抗(あらが)う手段として、抗酸化成分を含む食べ物を摂取する方法があります。以下、抗酸化作用を含む食べ物をご紹介します。

ビタミン類を多く含む食べ物

ビタミンの中でも、過酸化脂質の生成を防ぐビタミンC、細胞膜の酸化を防ぐビタミンE、ビタミンA(β-カロテン)などは、強力な抗酸化作用を持つことで知られています。

  • ビタミンCが含まれる食べ物:赤ピーマン、菜の花、ブロッコリー、レモン、キウイ、いちごなど
  • ビタミンEが含まれる食べ物:うなぎ、たらこ、アボカド、アーモンド、落花生、サフラワー油(紅花油)など
  • ビタミンA(β-カロテン)が含まれる食べ物:ほうれん草、ニンジン、小松菜、かぼちゃなど

ミネラルを多く含む食べ物

ミネラルの中でも、成長や発育に関わり、味覚を正常に保つ働きがある亜鉛は、抗酸化物質の働きを助けます。また、人にとって必要な微量元素であるセレンも、抗酸化作用に重要な働きを担っています。

  • 亜鉛が含まれる食べ物:レバー、牡蠣、ココア、抹茶、ごまなど
  • セレンが含まれる食べ物:かつお節、豚レバー、鶏卵、大豆など

ポリフェノールを多く含む食べ物

植物の渋みや苦み、色素などを作り出すポリフェノールは、抗酸化物質として注目を浴びています。

  • ポリフェノールが含まれる食べ物:赤ワイン、カカオ、そば、大豆、緑茶、ブルーベリーなど

抗酸化作用のある化粧品成分

抗酸化作用のある成分は、食べ物によって内側から摂取するだけでなく、化粧品の形で外側から摂取することもできます。ここでは、化粧品に含まれることも多い、代表的な抗酸化成分を紹介します。

ビタミンC誘導体

強力な抗酸化作用を持つ水溶性ビタミンのビタミンC。元々は、大変不安定で壊れやすい成分ですが、これを安定させ、皮膚に浸透しやすく人工的に改良した成分が、 ビタミンC誘導体です。化粧品でビタミンC誘導体を取り入れると、浸透してからビタミンCに変化することで、ビタミンCの持つ抗酸化作用をしっかりと享受することが期待できます。

アスタキサンチン

近年、化粧品などへの配合で有名となった成分であるアスタキサンチン。自然界に存在する、脂溶性の赤い色素として知られています。ビタミンEのおよそ1000倍とも言われる抗酸化作用とともに、抗炎症作用を持つことも近年の研究で判明してきています。

フラーレン

美白や小ジワの改善、保湿など、さまざまな美容効果で有名になったフラーレン。ビタミンCの100倍以上もの抗酸化作用があるとも言われており、持続力の面でもビタミンC誘導体やビタミンEを上回ることが明らかになっています。

まとめ

肌の衰えにもつながる細胞の酸化。その対策としては、「抗酸化成分を含む食べ物を摂取すること」(内側からの対策)と、「抗酸化作用のある成分を化粧品から取り入れること」(外側からの対策)の2つがあります。

あわせて、生活習慣の見直しや紫外線対策、禁煙などを取り入れることで、活性酸素の害から体を守り、さびにくくすこやかな美肌をキープしていきましょう。

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